読みもの

Article

Top page

ホーム > 読みもの > ティール組織「各論シリーズ」~ティール組織への深い理解から始まる組織進化~

ティール組織「各論シリーズ」~ティール組織への深い理解から始まる組織進化~

※各論シリーズ講座は、8月24日、31日、9月7日、14日の4日程で開催するシリーズ講座です。

発起人からのご挨拶

みなさん、こんにちは。場とつながりラボhome’s vi代表理事およびティール組織ラボ編集長の嘉村賢州です。「ティール組織 各論シリーズ講座」にご興味を持っていただき、誠にありがとうございます。

ティール組織はこれから先、数十年の未来を照らす考え方

このシリーズセミナーは、ティール組織の真の魅力と具体的な実践方法を深く探求していくことを目的にしています。私はティール組織の翻訳出版で解説を担当し、その後、ソース原理、ホラクラシー、ソシオクラシー、ヒューマノクラシー等多種多様な進化型組織の研究と実践支援を行ってきました。みなさんと共に、ティール組織の深遠さや美しさ、そしてその可能性を探求できることを大変嬉しく思っています。

ティール組織が日本で話題になる一方で、表面的な理解や誤解が広がっている現状に強い憂慮を感じています。これから先、数十年の未来を照らすこの考え方が、一時的な流行として消費されていくのは非常に勿体ないと感じます。このセミナーを通じて、ティール組織の本質を知ることで、その奥行きと美しさに驚きと感動を覚える瞬間もあると思います。

講座群の中でも一番力を入れているプログラム

実際のプログラムでは、ティール組織の3つの特徴である「存在目的」「全体性」「自主経営」に関して深く実践的に学びます。このプログラムは、人を活かした経営を真剣に考える経営者や、組織の変革を願うリーダー、新しい時代を切り開こうとする方々にとって非常に役立つ内容になっています。

「ティール組織 各論シリーズ講座」は、ティール組織ラボが提供する講座群の中でも一番力を入れていると言っても過言ではないプログラムです。故に、年に2回のみの開催となっています。是非タイミングがあれば参加をご検討ください。

講師と受講生という関係を超えて

場とつながりラボhome’s viは「未来の当たり前をいまここに」をテーマに掲げ、夢見た理想をいつかくる未来ではなく、今ここから体現し、その波を広げていくことに価値を置いています。参加者のみなさんとは講師と受講生という関係を超えて、ともに素敵な未来を作る仲間として切磋琢磨していきたいと思っています。みなさんのご参加を心よりお待ちしております。

各論シリーズ講座とは?

元マッキンゼー・アンド・カンパニーのコンサルタントでもあったフレデリック・ラルーが2014年に発表した原題:「Reinventing organizations」(邦題「ティール組織(英治出版)」以下ティール組織)で紹介された新しいパラダイムの組織論。

その『ティール組織』の日本語版・解説者 嘉村 賢州 を中心に、この6年間の探求や相談を受ける中で見えてきた誤解や落とし穴となる部分を踏まえ、”ニューパラダイムの組織の在り方や具体的な実践方法”を凝縮した20時間のオンライン講座です。3つの突破口「存在目的」「全体性」「自主経営」の3つの切り口で深い知識習得ができる時間となっています。

「ティール組織について深く学びたい」
「自組織で実践するために必要な知識を習得したい」
「ティール組織を実践しはじめる前に知っておきたいことは学びたい」
そんな方におすすめの時間となっています。

位置づけと3つの特徴

巷にあふれるティール組織に関する情報は、表面的な理解しか得られないものや誤解されている場合も少なくありません。私たちはティール組織への旅の伴走者として、入門講座から実践的な知識を学ぶ講座、さらには法人向けのサポートを行っています。各論編は入門と法人支援の間にある、いわば実践するための学びの講座です。

カリキュラム

過去に受講された方の属性と参加理由

(1)創業者・経営者
「自組織をティール組織のような組織にしていきたい」
「目指している組織形態を話していると『それってティール組織じゃないですか?』と言われたから」

(2)組織変革チームのリーダー・メンバー
「代表がティール組織を目指しているから」
「本当は組織全体をティール組織のような組織にしたいが、まずは自チームからティール組織を目指していきたい」

(3)支援者(コーチ、コンサルタントなど)
 「支援先の組織がティール組織に関心があるから」
 「これから組織支援をしていく上で、 ティール組織のような進化型組織を理解しておきたい」

過去受講生の声

・今までティール組織について感覚的にわかっていた部分を明瞭に言語化できるようになるような素晴らしい講義でした。ワークや参加者同士のセッションがあったことで5時間あっという間で、学びの定着もしやすかったように感じます。

・自分のバイアスの偏りで書籍だけでは理解できていなかった部分がクリアになりました。

・(全体性の講義を受けて)組織全体に展開していくステップも示していただけたので、まずは実直に自身で全体性を発揮していこうと思います。1stステップとして自分との分断を乗り越える必要があるなと感じました。

・自主経営編は資料だけでも大きな財産になりそうな、ボリュームのある講義をありがとうございました!

・覚悟して5時間の講座に臨みましたが、疲れない設計にしていただき感謝です。

・今回もホームズビーの皆様の素晴らしい進行とファシリテーションで有意義な時間を過ごすことが出来ました。今後のイメージが湧いてくる会はとても良い会ですね。質問への回答もいつもながら示唆に富み、納得する回答をありがとうございます。

開催概要

■ 開催日程
存在目的:8月24日 (土) 13:00-18:00
全体性:8月31日 (土) 13:00-18:00
自主経営 Ⅰ :9月7日 (土) 13:00-18:00
自主経営 Ⅱ :9月14日 (土) 13:00-18:00

※存在目的と全体性は、1講座だけの単発参加も可能です。自主経営のみ2日程で受講していただく必要がございます。
※各講座の終了後に、任意で30分程度の質疑応答をしていただけます。講座内でも質疑応答はございます。

■場所
オンライン(Zoom)
※講座の1週間前を目処に、Peatix上からZoomのURLを連絡いたします。

■定員
各回20名(定員に達し次第受付終了します)

■内容

講師・運営チーム

嘉村賢州(Kenshu Kamura)/プログラム監修・講師

場とつながりラボhome’s vi 代表理事、ティール組織(英治出版)解説者、株式会社令三社 取締役
2014年にティール組織と運命的に出会い、そこから進化型組織の研究・実証実験・普及の活動をスタート。新しい概念を発見し、分析するのが何よりも好き。最近はソース原理の探究にも重点を入れている。

木戸 伸幸(Nobuyuki Kido)/カリキュラム設計・講師

2013年に代表の嘉村と出会い、ファシリテーションや組織論の探究と実践をはじめる。立ち上げ直後の「ティール組織ラボ」に合流し、企業顧問・アドバイザリーを通して組織変革を支援。またティール組織を学ぶカリキュラムづくりと講師に注力する。嘉村の見つけてきた概念を緻密に、正確に伝えることが得意。

運営サポートチーム

受講料金と参加の注意点

※自主経営のみ2日程(自主経営Ⅰ・自主経営Ⅱ)の受講が必要です。

受講にあたっての注意点

(1)概論編(または45分以上の嘉村の講演会やセミナー)に参加していること

各論編でティール組織の概論編の内容を理解した上でご参加いただくことでより全体像を掴むことができるようにカリキュラムを設計しています。「まだティール組織という概念に出会ってまだ間もない」「インターネットのティール組織の関連する記事を読み込んだくらい」という方は、概論編と合わせての受講をおすすめします。

お申し込み後に初回の日時から起算して、以下のキャンセル料を申し受けます。
 ー前日23:59までのキャンセル依頼のご連絡:無料
 ー当日キャンセルや、ご連絡がない場合:100%
※自然災害などやむを得ない事情で開催が中止となった場合、参加費は全額返金いたします。

(3)当日欠席時の対応

各論シリーズ講座は、ワークや対話の時間はもちろん、質疑応答の時間も含めたセッションを通して理解を深めていただくことを前提にカリキュラムを作成しています。そのため、当日欠席者への講義動画の配布はしていません。キャンセルポリシーに基づく対応、もしくは次回の各論シリーズへの振替参加をご案内いたします。

よくある質問


Q1.ティール組織をはじめて学ぶのですが、各論シリーズ講座を受講しても大丈夫でしょうか?

A.各論シリーズでは、組織の5段階の歴史といったティール組織の概要を理解してくださっている前提でカリキュラムを作成しています。レッド組織からグリーン組織までの段階の特徴や、3つの突破口の基礎についての理解に不安がある方は、「ティール組織 概論編」と合わせて受講することをオススメします。

Q2.オンライン講座で5時間という長丁場に身構えてしまいます。組織論を学ぶことにも慣れていないですが、しっかり学べるのでしょうか?

A.ティール組織に限らず、組織論やマネジメントを学んだことがない方にも集中して受講していただけるようにカリキュラムを作成しています。講義だけではなく、個人で内省する時間、質疑応答で疑問を解消する時間、グループワークを通して理解を深める時間がありますので、安心してご参加ください。

Q3.次回の各論シリーズ講座の開催予定はありますか?

A.各論シリーズ講座は、毎回カリキュラムをアップデートしながら開催しており、年に2回しか実施ができません。そのため、次回の開催は2025年2〜3月頃を予定しています。

Q4.同一組織からの複数名で参加したいです。人数の上限はありますか?

A .各論シリーズ講座は、講義中心ではあるものの、質疑応答で理解を深めていくことも大切な要素として考えています。そのため定員を20名と限定にしていますので、同一組織からの複数名での参加は最大4名までとさせていただきます。また5名以上での参加を検討される法人様には、講師派遣などの提供メニューもございますので、別途お問い合わせください。

Writerこの記事を書いた人

嘉村 賢州

Kenshu Kamura

集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外を問わず研究を続けている。

RELATED KEYWORDキーワードを詳しくみる

Others

その他お知らせ