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\編集長から見た/12月コンテンツの楽しみ方

いよいよ、ティール組織ラボのウェブメディアがスタートしました!


このサイトはフレデリック・ラルーの提唱するティール組織の奥深さをしっかり味わってもらいたい、そしてティール組織をはじめとする様々なオルタナティブな組織論・コミュニティ・働き方などを「進化型組織」として探求することを目的としています。

すでにご覧いただいた方はお分かりだと思いますが、多くのコンテンツがこのサイトにはあると同時に、まだまだ将来盛り込もうとしているコンテンツ群を思い浮かべると一部の一部しか発信されておりません。毎月、こつこつと情報発信していきますので、ぜひ1回限りに終わらせずに継続的にサイトにアクセスして成長を見守っていただければ嬉しいです。

そして、この記事ではスタート時のコンテンツの中で「まずはここを楽しんでほしい」という切り口で簡単にまとめていこうと思います。是非お付き合いください。

ティール組織初心者はここ!、ティール組織ベテランはここ!

 そもそもティール組織って何?という方や知り合いに進められてこのサイトにたどり着いた皆さんにはまず「ティール組織とは?」をご覧ください。奥深いティール組織の世界を俯瞰できるコンテンツになっています。知り合いにティール組織ってなに?って聞かれた場合に紹介するページとしても活用できると思います。このページにはよくある誤解やよくある質問もまとめてありますので、それも役に立つと思います。そしてこのページ、今回のウェブサイトオープンに際して、新たに書き起こした内容となりますが、どんどん進化していくページとして更新していく予定です。ちょっとわかりにくいなというところがあれば遠慮なく編集部の方にメッセージをいただければと思います。

 そして、すでにティール組織の探求を深められている方におすすめのページが今回のサイトのメインコンテンツの一つであるティール組織WIKIの「グリーン・パラダイムと組織」「ティール・パラダイムと組織」の二つをご覧ください。特におすすめはグリーンから先に読むことです。読んでみると意外に世の中で発信されているティール組織やご自身の理解が実はグリーン段階であったという発見があるかもしれません。より深い理解のためにここからスタートすることをお勧めします。

ビデオシリーズ

 そして続いて楽しんでほしいコンテンツがビデオシリーズです。フレデリック・ラルーの発信しているコンテンツは著書2冊、WIKI、ビデオシリーズが主なものになっていますが、このビデオシリーズが実はあまり知られていないけれど、実はとっても有益なものです。ティール組織的変容のプロセスで挫折している人は実は本は読んだけど、ビデオはみたことがないという人が多いのです。実はビデオの内容は本の内容とは重なっている部分は少なく、フレデリックが本で書けなかったこと、そして本が「ティール組織とはなに?」がテーマなら「どうやって旅を歩むか?」をテーマにしたのがビデオシリーズなのです。なのでまだみていない人は是非ビデオをまずは1本でもみてください。

 そしてみる時に二つおすすめがあります。一つ目はビデオを見てから、テキストで復習をすること、何が学びであったか、次にどんなアクションをするのか?に関してテキストを見ながら探求すると効果がすごくあります。もう一つは、職場の同僚や仲間と一緒に見て語り合うということです。ティール組織ラボでもビデオマラソンというビデオを見ながら語り合う会を開催予定なのでそこに参加するのも良いかもしれません。

 現在ビデオは1章、2章すべてと他の章の一つ目のビデオを公開しています。(youtubeでは日本語字幕付きで残りのすべても視聴可能)今後、ティール組織ラボでは3章以降のテキストや関連情報なども付加していくので楽しみにしていてください。そしてまず見てみようという方へのおすすめは1-11-32-11です。フレデリックの柔らかな語りと共に良い時間を過ごしましょう。

充実のWIKIコンテンツ

 さらに楽しみたいという方はWIKIのコンテンツも見ていきましょう。ティール組織は一見割と抽象的な世界観を述べた理論のようにも見られますが、実際に深く学んでいくと採用、意思決定、教育、給与とフィードバックなど具体的な部分に関してもしっかりと書かれています。そしてそれらの内容はどれも深淵で面白い、従来の考え方に染まってしまっている頭には時に驚きさえ感じてしまうような内容も多々あります。これらのコンテンツもティール組織ラボではどんどん日本語に翻訳して発信していきます。今回ティール組織ラボでは「採用」の部分を翻訳させていただきました。レッドにおける採用、アンバーにおける採用、オレンジにおける採用などちょっと段階を経ることでティールにおける採用のあるべき姿が浮かび上がってきます。是非一度ご覧ください。

進化型組織探求と読みもの群

 そしてここからは読みもの群のご紹介です。ティール組織ラボの目的はティール組織の深い理解とティール組織を含む進化型組織の探求です。そのためにこれから世界中の理論やノウハウを紹介したり、ティール組織ラボの考察などを発信する予定です。12月は進化型組織の系譜として進化型組織にまつわる書籍群がどんなものがあるのか?それらのうち日本語翻訳されているのはどれぐらいかをグラフィックにまとめたものを紹介しています。また、12月6日に英治出版から発売するヒューマノクラシーにも要注目です。この本が日本に広まれば日本の組織も次のステージにアップグレードできるのではなかと期待する有益な本です。今回は嘉村が序文を担当させてもらったこともあり、特別に英治出版さまから許可を得て、全文公開させていただいております。

12~1月はイベントセミナーも盛りだくさん

 最後にイベント・セミナーページも紹介させてください。ここではティール組織ラボ主催・協力のイベント・セミナー情報だけでなく、ゲスト登壇のイベント、そして進化型組織探求につながりそうな外部イベントも紹介していく予定です。まずは念願だった、「日本語で学べる素材を集めたサイト」オープンにちなんで、公開記念イベントを開催します。学びの機会としては、年末年始にいま話題のソース原理に関して卓越した視点とわかりやすい解説が売りのステファン・メルケルバッハの来日イベントが決定されています。貴重な機会なのでお見逃しのないように。2〜3月には昨年夏に開催し好評を博した、3つの突破口に焦点を当てたティール組織「各論」講座も開催します。それ以外にも魅力的なイベント情報を続々と配信予定なので定期的にチェックしてみてくださいね。

毎月このようなサイトの更新情報を配信していきますので、可能であれば、この読みものだけでもチェックしにサイトにお越しいただければと思います。この後のメディアの発展をぜひ楽しみにしておいてください。

 

Writerこの記事を書いた人

嘉村 賢州

Kenshu Kamura

集団から大規模組織にいたるまで、人が集うときに生まれる対立・しがらみを化学反応に変えるための知恵を研究・実践。研究領域は紛争解決の技術、心理学、先住民の教えなど多岐にわたり、国内外を問わず研究を続けている。

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