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「コンフォートゾーン」へようこそ〜Conscious You:日本初オリジナル解説動画1(第1章相当)〜

ピーター・カーニック氏が提唱した「ソース原理」(Source Principle)。そのピーター氏から直接師事した1人で「マネーワーク/取り戻しワーク」のスペシャリストであるナーディア。彼女は、心理学を修めるコーチであり、世界中の経営者やリーダーをサポートしてきた卓越した知恵と経験を有する方です。

2024年夏に開催されたオンラインプログラムでは、今後日本語訳が予定されている、彼女の書籍Conscious You:Become the Hero of Your Own Storyの11章から厳選した4テーマを深めていきました。プログラム内で提供されたオリジナル学習動画(ダイジェスト版)と個人・グループ探求のための問いを皆さんにも公開します!どれも作:ナーディア 翻訳:嘉村編集長 が担当したものです。

どれもシンプルなテーマですが奥深さを感じていただけることと思います。ぜひ自身の全体性を取り戻し、自分の人生の唯一無二の物語の著者になる一歩を踏み出してみませんか?

動画

視聴方法
1.下記の画像をクリックし動画URLへ移動する。
2.[字幕/CC]を選択し日本語をクリック。

 日本字幕付きで動画が視聴が可能になります。

移動できない場合はこちらをクリックして視聴ください。

日本語字幕

私たち人間は、誰しもがコンフォートゾーンを持っています。これは正常なことであり、健康的なことでもあります。

しかし、コンフォートゾーンにいる限り、私たちは新しかったり、革新的な洞察に出会うことはほとんどないでしょう。コンフォートゾーンに留まるには良い理由があるのです。そこにいる限り、生活は比較的簡単で快適で安全です。なぜなら、それは馴染みのあるものだからです。

要するに、コンフォートゾーンにいることはとても心地よいのです。しかし、コンフォートゾーンの中での生活は停滞し、繰り返しになることもあります。定義上、コンフォートゾーンにいる間は新しいことは起こらないので、どんなに快適であっても少し退屈に感じるかもしれません。

一方で、コンフォートゾーンの外での生活は困難であるかもしれませんが、同時に興味深く、わくわくするものであり、時には少し怖いこともありますが、大抵は刺激的です。私たちは新しい刺激に直面し、不快に感じることがあります。コンフォートゾーンの外に出ると、実質的にはディスコンフォートゾーン(不快ゾーン)に入ります。ここはラーニングゾーン(学習ゾーン)とも呼べる場所で、新しいことや未知のことに適応するために学ばなければなりません。

学習と成長は、馴染みのあるものから離れ、人生に挑戦することを受け入れた時にのみ起こります。私たちを閉じ込めたり麻痺させたりするのは、コンフォートゾーンに包まれた、恐怖の層です。時々、私たちは新しいことに挑戦し、コンフォートゾーンを離れます。しかし、しばしば最初の恐れの兆しによって私たちは一気にコンフォートゾーンに戻ってしまいます。結局、始めたところとまったく同じ場所にいることに気づくのです。

参加したプログラムによってどれだけ成長するかは、次の要因にかかっています:どれだけ恐れに立ち向かう勇気の持てるか?どれだけ好奇心を持ち続けることができるか?

どれだけ、学習グループ、同僚、そしてプログラムのコーチとコミュニケーションをとるか?ほとんどの場合、コンフォートゾーンの外の現実は想像しているよりも少しは怖くありません。

しかし、本気で自分自身に挑戦すると、誤って「恐怖のゾーン」に入り込んでしまうリスクが少しだけあります。もし「恐怖のゾーン」にいる場合、あなたの考え方や行動は脅威のマインドセットによって駆動され、人生が安全でないという前提に基づいています。恐れは学ぶ能力を制限します。したがって、あなたがこのゾーンに入ってしまうことを避けたいと考えています!もし気分が悪くなった場合は、どうか学習グループの仲間やコーチにサポートを求めてください。同時に、建設的な興奮を恐れと間違えることは、悲劇的な誤解です!

興奮は私たちに動機を与え、コンフォートゾーン離れて挑戦のマインドセットで行動することを促すことがあります。この観点からすると、新しいことに挑戦する可能性が高くなります。その結果、私たちのコンフォートゾーンが広がり、選択肢が増えることになります。

みなさんに今問いたいのは、あなたの人生を考えた時にどの部分が(あるいはどういう時に)コンフォートゾーンを離れ、ラーニングゾーン(学習ゾーン)に移ることで恩恵を受けそうでしょうか?

ご視聴ありがとうございました。

内省の問い

① 私は(あるいは私たちは文化として)どういう時(あるいはどういう場面で)自分がコンフォートゾーンにいると感じますか?今の現状でも、最近のことでも構いませんのでピックアップしてください。

② そこにいることで何が得られるのでしょうか?

③ 何が私/私たちをコンフォートゾーンの中に留まらせつづけているのか?

④  私/私たちはどうすればコンフォート・ゾーンを離れることができ、どのような恩恵を受けることができるでしょうか?

⑤ 最初の一歩は何だろう?

グループで探求・共有する問い

①自己紹介とやってみた感想

②コンフォート・ゾーンのモデルを今知って、私自身や私の所属する集団についてものの見方に変化がありましたか?

③私たちがコンフォートゾーンの中で考え/行動しているのか、それともラーニングゾーンの中で考え/行動しているのか、私自身や他の人たちがもっと気づくにはどうしたらよいのでしょう?

④適切な時がきた時に、私はどのように自分自身や他人がコンフォート・ゾーンを抜け出すのをサポートできるだろうか? 

⑤自分にとっては誰のサポートが役に立つだろうか?それはどのようにすれば得られそうですか?

参考資料


1.プログラム企画ページ
【著者本人登壇:通訳つき】コンシャス・ユー〜自らの物語の主人公になる〜翻訳出版記念・特別ワークショップ


2.第1回の様子レポート

3. 【10/3〆切】「ホールシステム・リーダーシップ」探求ワークショップ 〜個人と組織の「変容」を探求する合宿〜

4. 【随時更新】2024年秋・ソース原理関連来日イベントまとめ

Writerこの記事を書いた人

ラボ編集部

teal-lab-team

『ティール組織』(英治出版)解説者・嘉村賢州を中心に結成されたチーム。ティール組織をはじめとする進化型組織の最新動向やさまざまな知見を紹介していきます!ニューパラダイムの示す未来を探求し、実践する方のサポートになれば幸いです。

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